「ポチおの部屋~生活のあれこれ~」

生活のあれこれをまとめます。

マスクについて~歴史、素材、形など~☆生活☆雑学☆

f:id:Hipumai45rabit:20200618152756p:plain

こんにちは。

今回は、前回のコロナウイルスと関連して、

マスクについて少しだけ話しちゃいます。

マスクの歴史

マスクの発祥地は、「日本」なんです。

明治時代世界初のマスクができたと言われています。

初めて作られたマスクは、"風邪予防"ではなく、

"防塵"のために作られたマスクです。

つくりは簡易的なもので、金網に布を貼り付けただけでした。

その後、スペイン風邪(1918~1920)が大流行した際に、

予防目的として、マスクが注目されるようになります。

その後、インフルエンザウイルスが発見され、

1934年にインフルエンザが大流行しました。

それと同時に、マスクも大流行!!

マスクの認知度、出荷量が伸びていくとともに、

形や素材も変わっていきました。

現在、様々なマスクがありますが、この時に派生していったんですね。

それでは、"風邪予防"に使用されるマスクの素材や形を見てみましょう

マスクの素材や形~簡単に~

まとめた表がこちら↓↓↓

f:id:Hipumai45rabit:20200618165608p:plain

素材をもう少し詳しく!

素材は大きく分けて3つ。

不織布  ガーゼ  化学繊維 です。

不織布

よく目にする「不織布」読み方をご存じでしょうか?

「ふしょくふ」と読みます。

布を織ることなく、編んで作られたこの布は、

織って作られたガーゼより目が細かく、防御性に優れています。

そのため、不織布の中にさらにフィルターを入れることで

「微粒子99%カット」のような製品が再現可能となっています。

目が細かいから保湿性もいいんじゃないの?と思いますが、

不織布水分の吸収率が低いため、保湿というより乾燥してしまいます。

暑いときに汗をかいたら、水分を吸収しないため

口元が汗でびちゃびちゃになってしまいます(笑)

冬場では更に乾燥しやすいため、保湿管理が必要です。

また、ガーゼに比べ肌触りが良くないため、

肌トラブルを起こすこともありますので注意が必要です。

防御性が高く、ガーゼに比べて安価で生産できるそうなので、

マスクの素材としてNo.1を誇っているわけです。

ガーゼ

昔は不織布より、よく使われていた素材です。

現在、不織布より使用されなくなった理由は、

・目が不織布より粗い
・マスクを作るためには何重にも重ねないと防御性があがらない
・原価が不織布より高い
・洗濯すれば再使用できるが衛生的によくないと言われる など

使い捨てマスクが主流で衛生面、防御性を重視する現代では

ガーゼを使用したマスクは減ってきているということですね。

ですが、不織布にはないメリットもあり、

肌触りが良く、水分の吸収力が不織布より高いため保湿力があります。

肌の弱い方、また、アレルギーなどの心配がないといった面では

安心して使用できる素材ですね。

また、寝る時の口腔内、肌の保湿のためのマスクとしては

とても有用な素材です。

化学繊維

不織布、ガーゼと併用して使用されることが多い布です。

一緒に縫い合わせ、型崩れの防止の役目が大きいようです。

よく使用される化学繊維

・ポリプロピレン ・ナイロン ・ポリウレタン など

ポリプロピレン、ポリウレタンだけで作られたマスクは多くあり、

防御性、通気性という面では、不織布と同様の効果を発揮しますが、

保湿性が悪いため、やはりガーゼなどと併用することが多いようです。

化学繊維使用のマスクで一番気を付けないといけないのは、

「アレルギー問題」

肌がかぶれる、かゆくなるなどの

肌のトラブルが一番多いようです。

マスクの使用素材は商品表示義務があるので

購入前、使用前に箱を確認したほうがよさそうですね。

形をもう少し詳しく!

形も3つです。

プリーツ型  立体型  平型 です。

もう少し詳しく話していきます。

プリーツ型

一般的にマスクと言えばこのマスクを連想する方が多いと思います。

プリーツというのは、ひだの部分のことを言います。

広げることで鼻から顎まで広範囲を覆うことができます。

また鼻の部分にあるノーズフィットで密着し、

防御性、フィット感が増します。

不織布で作られたものが多く、

通気性、防御性が高いことに加え、

ずり落ちにくいため、作業時、会話時に向いています。

1番作られている形というのも納得の性能ですね。

立体型

顔に合わせてつくられたこのマスクは、

プリーツ型より隙間なくフィットするため、

防御性が高くなりますが、通気性は下がります。

また、口から、マスクまで空間ができるため

保湿効果が高くなります。

プリーツ型より性能がよさそうな立体型ですが、

生産する際にプリーツ型より

手間がかかり、保管する際にかさばる

という点で生産、使用量が劣っています。

平型

マスクの型として基本となった

昔ながらの平型マスク。

小学生の給食当番の時によく使っていました。

ガーゼ製のものが多く、肌触りはバッチリです。

洗濯して繰り返し使えるのも魅力の1つですね。

しかし機能面では、プリーツ型、立体型に比べ

隙間が多くでき、防御性が下がるため、

普段使用している人は少ないと思います。

今年の新型コロナウイルスのマスク騒動

「アベノマスク」として広まりましたね。

外を歩いていても使用している人を見たことはありません。。

終わりに

今回は、マスクについてでした。

普段何気なく着用しているマスクですが、

素材、形によって効果などが違うんですね!

今後、新しい形のマスクなどが出るとおもしろいですね!!

それでは次回の更新をお楽しみに!!